イギリスに帰る日。早めの出発でフランス、カレー港に向かう。フェリーに乗るため、夕方にはカレーに到着している必要がある。 移動距離を考えると結構厳しい道程になりそうだ。ところが、オランダを出る前にひとつ希望があった。オランダ名物、風車の写真を撮りたい。
アムステルダムから、アントワープに向かう高速道路のそばに風車を見かけたことがあった。それを狙うことにする。アムステルダムから風車までの間、 運転をお任せして車窓を眺めるが、オランダの風景は本当につまらない。何しろ、平地しかないのである。すべて埋立地なので当然のこととはいえ、地平線を見ながらの移動は、日本育ちの自分には違和感がある。
オランダではよく自転車が利用されることを指してエコ先進国として評価しすぎる人がいるが、平地しかないオランダと坂だらけの日本の環境を同列に考えるのは、間違いである。オランダにはオランダの最適があり、日本には日本の最適がある。
やがてパーキングエリアのそばに良さげな風車を発見するが写真を撮るには遠い。そこで高速道路を降り、風車への接近を試みた。 うろうろ周辺を迷いながら接近に成功し、写真を撮る。その日は無風で風車は動いていなかったが、この風車もかつては、この国土建設の為に働いていたのだろうか。
この後、風車近くの街で地元のスーパーを発見、買い物タイムである。目的は、昼食用のパンと、ビールの購入である。私は、アムステルビールをゲット。ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズで、食通の探偵は、このビールを世界一と評するが、世界一ビールがまずい国の探偵のいうことはあまりあてにならないと言っておこう。
その他、スーパーの一角にチーズコーナーがあった。見事なので写真を撮る。(Webアルバムを参照ください)さて、来た道を逆に戻り、3泊4日の旅行は終了した。オランダもベルギーもよい国で、住んでもよいかと思えた。但し、税金さえ安ければ、だが。ベルギー・オランダは税金がとんでもなく高いのだ。(終)
