朝起きて、何気なくテレビつけてザッピングしていると「ハクション大魔王」が放映されていた。
それを思い出しながら、ドイツ人は「ハクション大魔王」の面白さを理解しているのだろうかなどとくだらないことを考えている間に、電車はベルリン動物園駅に到着した。
この駅は旧西側のベルリン駅だった為かベルリン観光の中心となっており、 目抜き通りクーダムの最寄駅でもある。 私は、荷物を駅のコインロッカーに預けると、バスターミナルへと向かった。
バスターミナルは、駅前のわかり易い場所にあった。路線100番のバス乗り場に進む。2階建てバスが走るこの路線は、主要な観光地を結ぶバス路線である。まずはシュプレー川の中洲にある博物館島(Staatliche Museen)を目指す。
ベルリン-路線100番のバス
ベルリン動物園駅 <==> 戦勝記念塔(シーゲスゾイレ) <==> ベルヴュー宮殿 <==> ブランデンブルク門 <==> 国立オペラ劇場 <==> ベルリン大聖堂 <==> テレビ塔 <==> アレクサンダー広場を結ぶ。 ちなみに6月17日通、ウンター・デン・リンデンを通る。
バスは、カイザー・ウィルヘルム記念教会を右手に見、戦勝記念塔(シーゲスゾイレ)の前を右折。6月17日通りをとおって、ブランデンブルグ門(Brandenburger Tor)を通過、そしてウンターデンリンデン(Unter den Linden)へ。『菩提樹の下』という意味のこの大通りは菩提樹並木が続き、なんともいえない雰囲気がある。ここはかつてのドイツ帝国の目抜き通りであり、森鴎外の小説「舞姫」に書かれたことでも有名である。私は、ベルリン大聖堂(Dom zu Berlin,旧東ベルリン側の主教会)の付近でバスを降りた。バスはアレクサンダー広場にあるテレビ塔(Fernsehturm)方面に走っていった。
私は博物館島にあるペルガモン博物館(Pergamon museum)へと進む。ペルガモン博物館のテーマはヘレニズム文化前後の遺跡の展示らしい。私は、絵画をみるのは好きだが、彫刻や陶器や貴金属関連などの三次元系は得意でなく、イギリスにおいても大英博物館には興味がないほうである。が、しかし、凄すぎるぞペルガモン博物館!巨大遺跡をそのまま屋内に移築してしまうド迫力!ゲルマン人のバカ力業だね(褒め言葉)。
ペルガモンのメインデッシュギリシャ系ペルガモン王国があったという現在のトルコで発掘された「ゼウスの大祭壇」(紀元前180-159年)この凄さをテキストで伝えることはとうてい不可能なので、せめて画像を見てほしい。これを見たときの感想は、「VIVA!盗掘」だった。インディアナ・ジョーンズシリーズの第一作「レイダーズ:失われたアーク」で、ナチスがヒトラーの命を受け、遺跡を発掘するシーンがある。映画の中では、アークを探す為の発掘という理由付けだったが、ナチスは実際よく発掘作業を行っている。
トルコから返還は要求されてるだろうが、ドイツで保存されたからこそ現存しているような気もするし、返還すべきかどうかは判断が難しい。なお、他にも素晴らしい展示があるが、レイアウトの関係で別ページを設けた。Webアルバムへどうぞ。
大満足のペルガモンを出ると、おばちゃんに話掛けられる。曰く「慌しく観光しているものだが、ペルガモンは見る価値があるか?」 私は「是なり」と答え、お勧め展示も案内。なぜか私はよく話しかけられる。
次は旧ナショナルギャラリーへ。チケットはペルガモンと共通で無料であった。ベルリンにある全ての美術館、博物館は共通チケットで運営されてるらしい。お得だ。結果だけ言うとナショナルギャラリーはいまひとつであった。次は、ウンターデンリンデン経由でブランデンブルグ門に向かうとする。
